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コロナの規制が緩和して、演奏の機会もぐっと増えてきた2022年夏。

朝早くからウィーンから車で小一時間ほど離れたAtzenbruggという街にある小学校に演奏に行ってきました。

日本ではこういうプロジェクトは「音教」とか呼ばれてて、オケごと学校の体育館にお邪魔して演奏してたな。

6月はバスであちこちの学校にどさ回りに行っていた記憶がある。お昼に給食食べさせてもらえるのが懐かしくて楽しみだった🤣

でもオーストリアはそういうのは一般的ではないのかも。

今回わたしたちは弦楽四重奏の小さい編成で、室内楽を演奏したり、楽器や曲の構造を説明したりします。

低学年、中学年、高学年に分けて3回公演。

学年が上がるにつれて、子どもたちがどんどんしっかりしてくるのがかわいくも頼もしい。

演奏会後には楽器を体験できるコーナーを設けて、バイオリンを子どもたちにお試しで弾いてもらったんだけど

「これはどこで習えるの?やりたい!」

と目をキラキラさせて食いついて来てくれた子がいて、もうこの瞬間のためにだけでも来た価値があるな〜と思ったよ♥

学校公演のあとはそのまま車でウィーン二区に移動。

リーダーシップオーケストラという、一般の仕事で管理職をされている方々が指揮者体験を通してどうやって部下のみんなをまとめていくかを体感していくプロジェクトで演奏。

普段はめったに会う機会のない職業の方たちと話せる面白い企画だけど、演奏よりもドイツ語をたくさん話さなくてはならない仕事だから変な緊張する🤣

窓からの景色を見て深呼吸。

今日は午前も午後もオケとは関係ない、いわゆるバイト型のお仕事だったけど、バイトを一日で掛け持ちできるようになるまで、コロナの規制が緩んだんだなあ、としみじみ。

2020年〜2021年は、本当に仕事少なかったからね。

またちょっとずつ感染者数増えてきてるなんて話も聞くけど、もうこのままコロナ、終わって欲しいなあ・・

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