今日はGmünd という街で弦楽合奏団によるニューイヤーコンサート。
会場が温室・・・
たくさんの街で演奏してきたけど、コンサートホールのない街は、いろんな所が会場になって面白いね。
こういうところは楽屋もないから、着替えたり楽器開けたりする場所なくてカオスだけど😂お客様との距離が近くてアットホームであたたかいコンサートになる。
今日は弾き振りをする同僚が、短い曲と曲の間に小話を挟みながらコンサートが進んでいく。
この同僚はすごい博識な人で、さらにいろんな特技のある人。ヨハン・シュトラウスとブラームスの交友関係や、ベートーヴェンとスメタナの共通の運命など、私も知らない話がたくさん飛び出して興味深かった。
ちなみにみんな、スメタナも晩年に完全に失聴しつつ作曲してたって知ってた?ベートーヴェンほどは大きく語られていないけど、その時代のスメタナの曲もとても力強んだよね。
その他には、手品師としてウィーンで有名だったHofzinserという人の珍しいバイオリン曲を演奏して(これが結構いい曲!)なぜに手品師の曲?と思わせた所でいきなり指揮台の上で手品が始まったりと、本当に楽しいコンサートだった。
明日も同じプログラムでもう一公演だ
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