今日はオーケストラはAmstettenという街でニューイヤーコンサートを行う日なんだけど、私はお休みを頂いている。
なぜなら、息子がそれぞれ2人のお友達からお誕生会に誘われているから。
そしてそれが1軒目はスロバキアの近くのSchloss Hof という城で、二軒目はウィーンの南にある大きなショッピングセンターにあるトランポリンパークで開催されているからである。
私の子供の頃の誕生会って、本当にささやかなものだった気がする。
お家に親友たちを呼んで、みんなでケーキ食べて、プレゼントはサンリオの文房具とか。
対して現代のウィーンの子どもたちの誕生会は、年に一度の大イベントで、博物館や美術館、プレイワールドや動物園などで子どもたちのガイドツアーを行い、そのあとご飯やケーキを食べ、プレゼントを渡して・・とかなり大掛かり。
お友達と開催場所や日程がかぶらないように考えなくてはいけないし、また人気のスポットは半年前ほどから予約しないといけないし、で親にとっては結構神経がすり減るイベントである。
まあそんなこんなで、子供が一軒目の城で誕生会をしている最中、私は近くのHainburg という、ハイドンが子供の頃学校に通っていた街でランチ。

これは牛肉の内臓のお料理。
ぶっちゃけモツ煮?でいいのか?😂
それでも時間が余ったので近くのカフェに移動してお茶&ケーキ

ちなみに右奥に見えてる緑のケーキは、モーツァルトトルテという名前のケーキ。
「ハイドンが育った街で出してるケーキなんだからモーツァルトトルテじゃなくてハイドントルテにすればいいのにねえ」
と旦那が言い出して、それもそうか?と一瞬思ったんだけど
「いやいや、このケーキはマジパンとピスタチオのコンビネーションのケーキでモーツァルトチョコレートの味と同じだから、モーツァルトトルテじゃないとダメなんだよ」
と私が答えると、じゃあそもそもなんでモーツァルトチョコレートはモーツァルトチョコレートなんだ?
っていう話になって、ネットで調べる羽目になってしまった😂
調べた所、モーツァルトチョコレートは、モーツァルトと同じくザルツブルクで生まれたチョコレートで、そもそもモーツァルト生誕100年を祝って作られたお菓子だったんだって。
へー!
また余計な知識が増えてしまった(笑)
そうこうするうちに、二軒目のパーティーに移動する時間になったので、城から息子を連れ出して車で1時間移動。トランポリンパークに向かう。
子どもたちがトランポリンパークで遊んでいる間、親たちはウィーンのカフェ・レストランに招待されていて、20人くらい集まってそれぞれが盛大に飲み食いしている・・
私は貧乏性だから
「まじか。これ主催者、いくら払う羽目になるんだ」
と怖くなってしまい、注文を取りに来たウェイターに紅茶を一杯だけ頼んでソワソワと子どもたちの帰りを待つ。
結局子どもたちが帰ってきたのは20時頃・・・
リムジンで。
リムジンで!!
私も乗ったことないよ、リムジン。
もう一体どうなってんの?
私はやっぱり家でケーキ食べて、サンリオの文房具あげるぐらいがしっくりくるわぁ
コメント