Zoom Kidermuseum 創造性を育むウィーンのプレイルーム

小さな子どもがいるファミリーの冬のウィーンってなかなか難しいですよね。
子どもは体を動かして思い切り遊びたいのに、頼みの綱である外の公園は寒い。。。

でも、安心してください。
ウィーンの街中にはそんな時にぴったりのインドア・プレイルームがあるんですよ。

それはZoom Kindermuseum(ズーム・キンダームゼウム)

先日このズーム・キンダームゼウムに、子どもがお誕生会に誘われたのでその様子をレポートしてみたいと思います。

※この記事は2018年の記事を2021年の情報でリライトしたものです

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ズーム・キンダームゼウムの行き方

ズーム・キンダームゼウムは美術館群、Museumsquartier(ムゼウムスクアティーア)の中にあります
ムゼウムスクアティーアは長いし発音難しいので、みんな略してMQ(エムキュー)と呼びます。

ここへ行くのに一番便利な駅は地下鉄2号線のMuseumsquatier(ムゼウムスクアティーア)という駅でしょう。

国立歌劇場のあるKarlsplatz(カールスプラッツ)からはたったの1駅。
ウィーン1区と7区の境にある駅で、若者に人気のショッピングストリート、Mariahilferstraße(マリアヒルファーシュトラーセ)や、美術史美術館、自然史博物館などに行くのにもとても便利な駅です。

ちなみにその自然史博物館も子どもたちに人気のスポットなので、興味のある方は合わせてこちらの記事もどうぞ。

ウィーンの自然史博物館で動く恐竜に会ってきたよ
みなさんは博物館ってお好きですか? 私は剥製や石など動かない陳列物をじーっと眺めているのが得意ではないので...

さて、そのムゼウムスクアティーア駅ですが、地上への出口がいくつかあります。
ズーム・キンダームゼウムに行きたい場合は、Museumsquatierと書いてある出口の階段を上がりましょう。

すると、もう目の前にムゼウムスクアティーアのクリーム色の壁が見えると思います。

ちなみにこの写真は正門?みたいな感じのところですが、入口は他にもいろいろあってどこからでも敷地内に入れるようになっています。

敷地内はかなり広く、レオポルド美術館(Leopoldmuseum)現代美術館(mumok(ムモック))など様々な美術館が入っています。

その一角にあるのがズーム・キンダームゼウム

こんな感じでカラフルなので、すぐにわかると思います。
それでは入ってみましょう!

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ズーム・キンダームゼウムの内部

中に入るとこんな感じのホールになっています。

広々としていて清潔です。この写真では見えないのですが、スポンジ製のブロックのようなものが置いてあって、大人がチケット購入に並んでいる間たいくつした子どもたちが遊んでいられるようになっています。

小さいですが、カウンターにお土産コーナーもあり。知育おもちゃやデザイン性の高い本やおもちゃが置いてあるので、小さな子のお土産を考えている人は覗いてみるといいかも!

私たちはお誕生日の子に招待されていたのでチケットを購入しませんでしたが、通常はこのカウンターでチケットを購入します。

ズーム・キンダームゼウムには、子どもの年齢によっていくつかのプログラムが用意されています。

ズーム・キンダームゼウムの年齢別プログラムと料金

ズーム・キンダームゼウムには様々なプログラムが用意されていますが、今回は代表的な3つのプログラムの情報を載せておきます。

・Ozean(オツェアン)

0歳(生後8か月)~6歳まで
海をテーマにした小さな子どもたちのインドア・プレイルーム。60分

料金
子ども、大人 5ユーロ

時間制ですし、かなり人気があるので前もって予約した方がよいです。
1か月先くらいまで予約がいっぱいなこともザラだったりします。

・Zoom Atelier(ズーム・アトリエ)

3歳~12歳まで
大きなアトリエで、大人の芸術家の指導のもと、さまざまなマテリアルを使って画を描くことができます。スペースが大きいので、家や幼稚園では不可能な創作活動が可能です。

料金
子ども、大人 7ユーロ

間違いなく服はドロドロになるので、汚れてもいい格好でいきましょう(笑)。

・Zoom Trickfilmstudio(ズーム・トリックフィルムスタジオ)

8歳~14歳
楽しみながらメディアを学び、創造性を伸ばすことができる場所です。グループで協力して、アニメ―ションや、写真から取り込んだ画像を組み合わせて一つの作品を作り上げます。

料金
子供 7ユーロ

オツェアンで遊んできた!

今回子どもの誕生会に誘ってくれた子は、2歳の子でした。
そのため、参加したプログラムはオツェアンです。

チケットカウンターの後ろにあるロッカールームに荷物を預けたら(無料)、その奥にあるプレイルームへ。

プレイルームの前では靴を脱ぐことになります。
プレイルームは二階建てですし、滑る場所もあるので、室内履きか滑り止めソックスを持ってくることをお勧めしますよー。

入場する前に、チケット代を支払った証明としてシールをもらうので、それを服などにまず貼っておきましょう。

いよいよ、プレイルームに入場。
すると、そこには小さな円形ステージのような階段が。
まず、ここに子どもたちはみんな座ります。

すると、スタッフがやってきて、「ここは深い海の底だよ。どんな生き物がいるのかなー」と言ったような短い導入が行われます。5分もないくらいかな?

導入が終わった後は、1時間子どもたちは好きなようにプレイルームで遊ぶことができます。

こちらは一階部分。

昆布っぽいもの、タコっぽいもの、魚っぽいもの、色々ありますね(笑)
これらは取り外したり、刺したり、二階から釣り上げたり、、と様々な遊びができるようになっています。
赤ちゃんたちにお勧めのスペースですね。

こちらは床が水の入っているマットになっているトンネル。


子どもたちは中が暗いため、一瞬慎重になっていましたが、仕組みがわかると大喜びでハイハイして行ったり来たりしていました。

こちらは鏡のトンネル。
こちらも子どもたちは興味深そうにきょろきょろしながらくぐっていました。

2階へはこういうスロープで上がっていきます。
結構ツルツル滑るので、滑り台として遊んでいる子どもたちも。

二階から一階を眺めてみました。
結構高いですが安全性はしっかりしているので心配なく小さい子たちを遊ばせることができます。

2階は船や潜水艦などがコンセプトになっているようです。

これは潜水艦ですねー。中に入れます。

その他にもグルグル回せる操縦桿、パチパチ操作できるボタンいっぱいの船の操縦室、帆を上げる網、船室に潜れる階段など、もう子どもがワクワクしそうな場所でいっぱい!

疲れちゃった子どもたちが休憩する場所もあり。

1時間なんて本当にあっという間です。
終了の時間が来ると、導入があった場所でまたスタッフのお話があり、お別れをするのですが、帰りたくなーい!と駄々をこねる子どもたちも続出(笑)。

値段もたった5ユーロとリーズナブルですし、ぜひぜひ訪れてみてくださいね。

先ほども書きましたが予約をした方が安全なので、電話、またはホームページで予約をしておきましょう。

ホームページのアドレスは下の情報にのせておきました。英語でも見れるので是非チェックしてください。

Verein ZOOM Kindermuseum
住所:MuseumsQuartier/Hof 2 Museumsplatz 1,1070 Wien
電話:+43-1-524 79 08
受付オープン時間:
火~金曜日8:30~16:15
土、日、祝日、学校が休みの期間
9:15~16:30
月曜日は休館
ホームページ:https://www.kindermuseum.at/

 

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