ウィーンってどんな街なんだろう?ウィーンに住んでいる人ってどんな生活をしているんだろう?
ウィーンには、ちょっと気になるウィーンの情報を数字でまとめた「Wien in Zahlen」(ウィーン・イン・ツァーレン)という面白いデータがあります。
今回は、そのデータの2021年版の内容を少しだけご紹介したいと思います。
※この記事は2018年の記事を2021年の情報でリライトしたものです
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ウィーンの人口
男性が48,8%で女性が51,2%です。
世界全体で見ると、男性の方が多いらしいのですが、ウィーン市は反対に女性のほうが多いんですねー。
2011年から2021年の10年間に、ウィーン市の人口はなんと12,8%も上昇したのだそうです。
これからもどんどん増え続けて行きそうな予感がします。
ウィーンに住む人たちの国籍トップ6!
1位 | オーストリア | 68,5% |
2位 | セルビア | 4,0% |
3位 | ドイツ | 2,7% |
4位 | トルコ | 2,4% |
5位 | ポーランド | 2,3% |
6位 | ルーマニア | 2,0% |
ウィーン市内には、オーストリア人が一番多く住んでいるのは当然の結果なのかもしれませんが、正直「こんなにオーストリア人がいるんだ!」という印象を受けました。
街中は本当に外国人が多いですからねー。(わたしもですが。)
中にはもともと国籍が違ってもオーストリア人に国籍を変えている移民の人たちも多いのでこういう数字になっているのかもしれません。
2018年の1月1日の時点にはウィーン市には178か国の人が住んでいたということです。
まさに、人種のるつぼ!!
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ウィーン市に住む人たちの平均寿命
ウィーンに住む人の平均寿命は
女性 82,7歳
ということです。
日本に住む人たちの平均寿命は男性81,64歳、女性は87,74歳ということですので、ウィーンに住む人たちの方が日本に住む人よりも平均寿命は結構短いということになりますよね。
ウィーンの方が、よっぽどのどかでストレスはないと思うのですが。
やっぱ食べ物かな。。(笑)
ウィーン市民の初婚の年齢
ウィーン市民の初婚の年齢は
女性 30歳
ということでした。
この数字は日本とほぼ変わりがないようですね。
ウィーンでも年々晩婚化が進んでいるようです。
実感としても20代半ばで結婚する、という話を聞くと「わあ、早くに結婚するんだなー。」と思っちゃったりしますもんね。
同じオーストリア国内でも他の州の人たちの初婚の平均年齢はきっともっと若いはずだと思います。都会に住む若い人たちは、まずキャリアを優先させて経済を安定させてから結婚することを望むようです。
この傾向は、日本にもあるのかもしれませんね。
女性が第一子を出産する平均年齢
ウィーン市の女性が第一子を出産する平均年齢は30歳(2019年のデータ)ということでした。
1989年の調査では26歳ということでしたので、女性の出産年齢が高くなっている現象はウィーンでも見られるということなんですね。
ちなみに、女性が双子以上を授かる確率というのは3%(2019年のデータ)ということでした。
1986年の調さでは2,2%だったということから、大分増加していることが見て取れますね。
1人分の平均居住空間
ウィーン市に住む人1人が所有する平均居住空間は35㎡なのだそうです。
35平米というと、だいたい19畳くらいということですが、東京の平均と比べるとどうなんでしょうね?やはり、少し広めなのかもしれないですね。
ウィーンの人口密度
ウィーンの人口密度は、平均で1㎢に4,630人ということでした。
人口は年々増えてきているとはいえ、東京と比べるとまだスッカスカの密度です(笑)。
一番人口密度が高いのが5区のMargareten(マルガレーテン)、一番低いのが13区のHiezing(ヒーツィンク)なのだそうです。
ウィーンの緑地の割合
ウィーン全体を占める緑地と川の割合は50%ということでした。
ウィーンって、首都の割に緑が多いなと思っていましたが、ほぼ半分が緑だったんですねー!
まとめ
こうしてデータを数字にしてみると、日本との違いがくっきりわかって面白いですね。
また新しいデータが発表されたら、情報を更新していきたいと思います!
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