11月も下旬に入り、ウィーンは寒くて暗くて天気の悪い日がデフォルトとなってきました。
そんな冬の期間をあたたかく楽しく過ごすためにクリスマスマーケットって開かれるのかもしれませんね。
先日はオープンしたばかりのカールスプラッツのクリスマスマーケットを訪れてきました。
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ワラがいっぱい!子ども広場
子どもが真っ先に目を付けたのが、教会の前にたっぷりと積まれたワラの山!
ここで飛んだり跳ねたり、ワラを掴んでは投げたりと子どもたちはやりたい放題です。
洗濯する立場の私、涙目(笑)。
その他にも、夏季には噴水となっている場所がレール付きの自転車のコース(有料)になっていたり、
柵の中に本物のミニブタや羊がいたりと、とても楽しい空間となっていました。
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クリスマスマーケットのドリンク
クリスマスマーケットの飲み物の代名詞と言えば、プンシュ(Punsch)やグリューワイン(Glühwein)です。
プンシュとグリューワインは、砂糖たっぷりのあまーいお酒です。油断して飲むと相当酔っぱらうので要注意です。
アルコールが苦手な人や子どもには、アルコール抜きのプンシュ、キンダープンシュ(Kinderpunsch)がお勧めですよ。
スタンドはこんな感じです。
ヨーロッパの人は、日本人のようにきれいに列を作って待つということはまずしないので、
ふんわりと順番を待っていてはいつまでたっても注文できません(笑)。
勇気をもって注文しに行きましょう!前進あるのみです!
プンシュを一杯注文するのでしたら、
「アインマール・プンシュ・ビッテ(Einmal Punsch bitte)」
ですよ。
ちなみにこちらはとあるスタンドの飲み物メニュー。
上から、赤のグリューワイン、ベリープンシュ、オレンジプンシュ、ホルンダープンシュ、
ノンアルコールプンシュ、各種ジュースとあります。
よし、じゃあグリューワインは4ユーロだから、10ユーロ渡せば6ユーロのお釣りが、、、
と思ったら、あれ?3ユーロしか返って来ない!?
なんて驚かれることがあるかもしれません。
でも、これはお店の計算間違いじゃないんです。
上の写真をもう一度見てみてください。一番下に「Pfand 3€」(プファンド 3ユーロ)と書いてありますよね。
これは、コップ代を3ユーロチャージしておきますよ。という意味なんです。
なので、プファンドが3ユーロの場合、4ユーロのグリューワインなら7ユーロ、3ユーロの
ノンアルコールプンシュなら6ユーロを支払う必要があるんです。
確かにクリスマスマーケットのマグカップってかわいいですけど、別に3ユーロ払ってまで欲しくないなあ、という人は、ドリンクを飲み終えた後、注文したスタンドにコップを戻せば
プファンドは戻ってきます。
お店によってプファンドの料金は変わります。
コップが気に入ったらプファンド料金を払ったまま、コップをお土産に持ち帰り、必要なければスタンドに返してプファンド料金を返してもらいましょう。
ちなみに、今まではコップさえ返せばプファンド料金を返してもらえることがほとんどでしたが、今年このスタンドではドリンクを購入した際に、黄色いプラスチックの札のようなものも一緒に配布されました。
プファンド料金を返してもらう時には、コップの他にこの札も必要、ということだったので、このようなスタイルのお店でドリンクを購入した際には札をなくさないように注意しましょう。
クリスマスマーケットのフード
今回私たちがカールスプラッツで食べたクリスマスマーケットのフードはこちら。
左がフラーデンブロート(Fladenbrot)、右がケーゼクライナー(Käsekleiner)です。
フラーデンブロートは、パリパリのピザのような食べ物です。私たちが購入したのは、
ベーコンとチーズのフラーデンブロートですが、具はいろいろ選べます。
ケーゼクライナーは、チーズソーセージのこと。マスタードをつけて頂きます。
こういう食べ物が、オーストリア版屋台ジャンクフードといったところでしょうか。
デザートにはワッフルを購入。
食べやすいようにアイスの棒みたいなものがついていましたが、この棒を信じて食べると
ワッフルの落下必須なので、両手で支えて食べたほうが良いです。
この写真のワッフルはアップルシナモン味ですが、ほかにもチョコレートなどのトッピングがありました。
カールスプラッツのクリスマスマーケットの屋台フードは大体4~5ユーロの物が多かったです。
このマーケットの食べ物は、全て地元の食材で、しかも有機のものを利用しているということです。ジャンクって言えなくなってしまいそうですね。
まとめ
そういえば、トイレもコンテナで50セントと有料ですが、用意されていました。
カールスプラッツのクリスマスマーケット、とても居心地のよいマーケットでしたので、皆さまも是非お出かけになってください。
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