「カイザーシュマレン」ウィーンの人気のデザート

今日は主人が仕事から帰ってくるなり

「あんまり食欲ないんだけど、カイザーシュマレン(Kaiserschmarren)なら食べたい。」

と言い出しました。

えっ!?

カイザーシュマレンって甘いから、私の中ではおやつ的位置なんだけど、、と反対しかけたのですが、主人の言葉を聞いた息子が

「やったー、カイザーシュマレン、カイザーシュマレン!」

と喜びだしたので、もう引っ込みがつかなくなってしまいました。

そんなわけで本日の我が家のお夕飯はカイザーシュマレンです。

レシピを載せていきますね!

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カイザーシュマレンの材料

2~3人分

小麦粉   120g
牛乳    180ml
卵黄    4個
卵白    4個
バター   50g
砂糖    50g
塩     少々
粉砂糖   お好みの量
コンポート お好みで

ちなみに、我が家では上の普通の量では全然足りないので、豪快に倍量くらい作ります(笑)。

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カイザーシュマレンの作り方

1.ボウルに小麦粉、牛乳、卵黄を入れてよくかき混ぜます。

2.卵白に砂糖を入れて泡だて器で泡立てます。
角が立つくらいまで泡立ったら、1の生地に混ぜます。(ふわふわになっているのをつぶさないように、優しく混ぜてください)

3.フライパンにバターを熱して溶かします。
フライパンに2の生地を流し入れ、弱火で焼きます。

4.焼き色がついてきたら、生地を裏返しましょう。
ふわふわでひっくり返しにくかったら生地を2等分、4等分してから一個ずつひっくり返してもOKです。最終的に角切りのような状態に切って食べるので、ホットケーキのようにきれいにひっくり返す必要はありません。

5. 裏にも少し焼き色がついて、中まで火が通ったら、フライ返しなどで一口大の角切りに切っていきましょう。

6. お皿に盛って、粉砂糖を振りかけたらカイザーシュマレンの出来上がり!
お好みでコンポートを添えてください。

うちはコケモモ(ドイツ語ではWildpreiselbeeren(ヴィルトプライゼルベーレン))のコンポートを添えています。

レストランなんかにいくと、リンゴのムースが添えられていることが多いかも。

こういったコンポート類はオーストリアではスーパーマーケットのジャム売り場の辺りに瓶でたくさん売っています。

日本では、お料理にこういったものあんまり使わなかったんですけど、オーストリアの人ってこういう甘いコンポートやジャムをしょっぱいお料理に合わせて(シュニッツェルとか)食べるんですよねー。

なので、我が家ではなるべくきらさないように常備しています。

日本でも手に入るかと思って今見てみたら、日本では結構なお値段なんですね・・!
今度から、これ日本のお土産の仲間いりだわ。

カイザーシュマレンってどういう意味?

このカイザーシュマレンというお料理、味的には完全にパンケーキ。
でも、食感はパンケーキのようにもっちりしていなくて、ふわふわとしたスフレっぽい感じです。

ところで、カイザーシュマレンって一体どういう意味なんでしょう?

ドイツ語でカイザーとは「皇帝」のこと。
そしてシュマレンは、大きな塊を適当に分割して混ぜ合わせる料理につけられている名前です。

ちなみにシュマレンには比喩的「ごちゃまぜ、ぐちゃぐちゃ、馬鹿な事」みたいな意味もあるので「皇帝のお気に入りのふわふわ(ぐちゃぐちゃ(笑))ケーキ」とも取れますね。

オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ1世はこのお料理が大好きだったそうですよ。

でも、奥さんのエリザベートはカロリー気にして食べなかったんだとか。
意識高いな、エリザベート。。。

まとめ

オーストリアでは、デザートとしてもお料理としても大人気のカイザーシュマレン。
簡単なので一度皆さんもご家庭でトライしてみてください。
名前の通りぐちゃぐちゃな見た目なので、インスタ映えしませんが(笑)。

子どもに受ける味ということもあってか、我がではたくさん作ったつもりでもあっという間になくなってしまいます。
大人数で食べる時は多めに作ってみたほうが安全ですよ~。

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