ウィーンのふれあい動物園。Landgut Wien Cobenzl

ウィーンには、シェーンブルン庭園の中に一日中遊べるような大きな動物園があります。

でも小さな子ども連れだと、「そこまで大規模な動物園じゃなくてもいいからふれあい広場みたいなところが充実している方がいいな」って思うことありますよね。

そんなパパ、ママにお勧めな小さな動物園がウィーン市内にあります。

その名もLandgut Wien Cobenzl(ラントグート・ウィーン・コベンツル)。

今回はその小さな動物園、ラントグート・ウィーン・コベンツルに行ってきたので、その時の様子をお伝えしたいと思います。

※この記事は2018年の記事を2021年の情報でリライトしたものです

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ラントグート・ウィーン・コベンツルへの行き方

ラントグート・ウィーン・コベンツルは少しだけ街の中心地から離れています。
でも地下鉄とバスを乗り継げば公共交通機関で問題なくアクセスすることができます。

街の中心から訪れるのであれば、オペラ座があるKarlsplatz(カールスプラッツ)や、空港直結の電車CAT(キャット)の停車駅であるWien Mitte-Landstraße(ウィーン・ミッテ・ラントシュトラーセなどの駅から地下鉄4号線のHeiligenstadt(ハイリゲンシュタット)行きに乗ります。

下車するのは終点のハイリゲンシュタット
進行方向先頭車両から下車すると、目の前に階段&エスカレーターがあるのでそれを下ります。
左右に地下鉄の出口はありますが、左に進むとバスのロータリーがあるので、38AのKahlenberg(カーレンベルク)行きのバスに乗りましょう。

ちなみに、このバスロータリーには39Aのバスも乗り入れているので、間違えないように気を付けましょう。

この辺の手順はベートーヴェン遺書の家に行く方法と同じです。
写真付きで詳しく説明してあるので、良ければ参考にしてみてください。

新しくなったハイリゲンシュタット遺書の家[2018年改装]
ベートーヴェンと聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。 小学校の音楽室に飾ってあった、あのいかめしい顔の肖像画...

ちなみにこの38Aのバス、結構グラグラ揺れるので、小さい子どもやお年寄りの方と乗車する場合はなるべく席に座るようにした方がいいと思います。

ラントグート・ウィーン・コベンツルに行くために下車する駅はハイリゲンシュタットから13駅目のCobenzl Parkplatz(コベンツル・パークプラッツ)という駅です。
ハイリゲンシュタットからは約17分。

結構乗りますねー。
乗車時間からも、できればバスの中では席に座りたいところです。

バスのアナウンスはドイツ語なので聞き取り辛いかと思いますが、電光掲示板に駅の名前が表示されると思うので、チェックしながら乗ると良いと思います。

また、コベンツル・パークプラッツは大きな駐車場内にバス停があるので、見た目でもすごくわかりやすいと思います。

こんな感じのところですよー。

Hという停留所マークの下に、Cobenzl Parkplatzと駅の名前が書いていますね。


こちらで無事下車したら、あとは徒歩で3分ほど行くだけ!
上の写真の黄色い建物が見えますか?それを左手に見ながら道路をまっすぐ進んで行きます。

すると、こんな感じの通りだと思うのですが、

この右手に見えている黄色の建物の後ろが、もうラントグート・ウィーン・コベンツルの入園口です。

道を進んでいる時にすでに垣根越しに、こんな感じで動物園の中の様子が見えるので迷うことはないと思います!なんだろう、あれ、、うーん、アヒルかな?

ラントグート・ウィーン・コベンツルの入口はこんな感じの木の小屋です。

入ると中はチケット売り場兼食堂となっています。
チケットを購入して入園してみましょう!

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ラントグート・ウィーン・コベンツルの入園料

ラントグート・ウィーン・コベンツルの入園料は現在次の通り。(2021年10月現在)

大人5,6ユーロ
子ども(3~15歳)4,6ユーロ
ファミリーチケット(両親+子ども)18,4ユーロ

ファミリーチケットは、子どもが2人以上の家族から安くなる仕組みですね。

ちなみに自分の子どもじゃないとダメだそうなので、お友達の子どもは別料金になります

結構な値段がしますが、年間パスポート(大人32ユーロ、子ども22ユーロ)もありますので、訪れてみて気に入ったら購入を検討してみるのもありでしょう。

ラントグート・ウィーン・コベンツルの園内

園内はこんな感じです。

ちなみにこれらの写真は11月の様子です。
紅葉も終わって霧が立ち込める日で、なんとなく幻想的ですらありました。

ここの動物園の良い所は、何と言っても動物たちと間近で触れ合えること!
チケット売り場でこういう動物のエサを購入すれば、手から直接動物たちにエサを与えることができるんです。

こういう、エサやりイベントって、動物たちがもうエサ食べ過ぎててお腹いっぱいでもう全然食べたくない。。みたいな態度とることって多くないですか?(笑)

でも、私たちが訪れた時がたまたまだったのかはわからないんですけど、ここの動物たちは皆めっちゃアグレッシブにエサをねだりに来たので、すごく楽しかったです。

子どもはそのアグレッシブさに若干引いていましたが。。。。(笑)

こちらはウサギ小屋。中に入って直接撫でたりエサをあげたりすることができます。
結構臆病で穴から出て来ない子も多かったです。

めえめえヤギさん。エサを狙ってる子が2匹。。。

豚さんにも間近で会えます!

動物園に向かう時に垣根から見えていたのはこの子たちでしたー。

総合的に見ると、園内はそこまで広くないですし、子どもの遊び場も大きくないので、入園料は高いかなーという感じは否めません。

でも子どもが小さいとこれくらいの規模がちょうど良いですし、季節と天気がよい時には、この動物園と近くにある広場でピクニックを組み合わせれば、かなり素敵な休日のプログラムになるのではないかと思いました。

ちなみに屋外のこの動物園、すごく天気が悪い日は開園日であっても閉園になることもあるので、心配な時は電話をしてから訪れると良いと思います!

Landgut Wien Cobenzl

住所:Am Cobenzl 96a, 1190 Wien
電話:+43 1 328940 420
開園時間:
3月5日~9月26日 毎日10:00~19:00
9月27日~10月31日 金土日のみ 10:00~18:00
11月~2月 土、日 10:00~17:00、平日休園
ホームページ:https://www.landgutcobenzl.at/

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