「Family Fun」一日遊べるウィーンの巨大インドアプレイルーム

子どもが冬休み中とあって毎日どこに出かければいいか、とても悩みます。
夏は公園に行けばいいだけの話なのですが、冬は外で遊ぶのは寒いですよね。(親が)

体力が有り余った子どもを丸一日遊ばせるには、インドアのプレイルームがとても便利。

先日はウィーン22区にある「Family Fun」(ファミリーファン)という所に行ってきたので、その様子をレポートしてみたいと思います。

※この記事は2018年の記事を2021年の情報でリライトしたものです

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ファミリーファンの行き方

ファミリーファンは、街の中心地から少し離れた場所にあります。

車で行くのが一番便利ですが、公共交通機関でのアクセスも悪くありません。

一番わかりやすい行き方は、地下鉄1号線の「Kagraner Platz」(カグラーナー・プラッツ)で下車。

地下鉄駅の階段またはエレベーターで地上に出ると、駅に面した道路に24Aのバス停留所が見えます。(DMという薬局の向かいにあります。バスはここが始発なので、間違った方向に行く心配はありません。)

この24Aのバスに乗って3番目の駅、 Ludwig-Reindl-Gasse(ルードヴィッヒ・ライドル・ガッセ)で下車をすると、すぐ目の前がファミリーファンです。

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ファミリーファンの入場料金

ファミリーファンのプライスリストはこちら。(2021年10月現在)

一日ナイトパス
17:0019:00
0~1歳無料無料
1~2歳4,9ユーロ2,5ユーロ
3~16歳12,9 ユーロ
(+1 Jeton)
6,5ユーロ
(+1 Jeton)
大人3,9ユーロ2,5ユーロ

1歳まで無料というのはとても良心的。
また2歳までの子どももかなりお得な料金で遊ぶことができます。

3歳になると急に料金が跳ね上がってショックを受けます。
まあ、でもできることや遊べる遊具も増えるので仕方ないかもしれません。

年間パスポートを購入するとき以外は、特に年齢を証明するものを求められることはないのですが、年齢は正直に申告するようにしましょう。

ちなみにファミリーファンには年間パスポートが存在します。
年間パスポートは1年に13回以上訪れるのならば得になる計算です。|
我が家は一度主人が主人と子どものために年間パスポートを作ってきたことがありましたが、子どもは5回くらい、主人に至っては2回しか行かなかったので、完全に赤字。
よく考えると冬季以外はインドアプレイルームってあまり行きませんものね。
受付で料金を支払ったら、ロッカーの鍵を借りて入場しましょう。
ロッカーの鍵は身分証明書と引き換えに借りることができます。
2021年10月現在コロナのために鍵の貸し出しがなくなっています。

ちなみに今回私たちが訪れたのは冬休み中でしたので、ロッカーに空きがなく鍵は借りられませんでした。
鍵が借りられない場合は、鍵のかからない棚をコートや靴入れに使用することができます。
ファミリーファンで遊ぶためには靴下の着用が必須です。
冬場は当然靴下を履かせていると思うのですが、夏は靴下持参するのを忘れないようにしましょう。
ベビーカーは入口を入ってすぐ左側のベビーカー置き場に置いて入場することになります。
館内に持ち込むことはできません。

ファミリーファンの遊具

ファミリーファンの魅力は何と言ってもその広さ。

2階建ての巨大な空間にこれでもか!というくらい遊具が揃っています。

巨大なエア遊具

エア滑り台

アスレチックタワー

これらは全部入場料のみで遊ぶことができます。
アスレチックタワーのてっぺんは建物の2階部分よりも高いところにあり、かなり大きいので、子どもを追いかけまわして一緒に上らなければならない場合はかなり疲れます(笑)

これらの遊具に対して、

ゴーカート

ボート

などの乗り物は追加料金が必要でした。

追加料金はJeton(ジェトーン)というファミリーファン内の通貨で支払われます。
イエートンは受付で購入が可能で、1ジェトーン=50セントでした。

ファミリーファン自体は結構混んでいましたが、これらの追加料金の必要な乗り物は空いていましたので、ほとんど待つことなく遊ぶことができました。

ゴーカートの料金は1ジェトーン。
二人乗りが可能ですので、小さな子どもでも保護者と一緒に遊ぶことができます。

ボートの料金は2ジェトーン。
大人と子ども、二人で十分乗るスペースがありました。
ボートのエンジンが切れるまで遊ぶことができますが、かなり長い時間乗っていられます。スペースが狭いので、グルグル回っているとちょっと酔うかもしれません。

ちなみにファミリーファン内には、他にも追加料金で遊べる電車のおもちゃやメリーゴーランド、テーブルホッケーなどがあります。

これらも全てジェトーンで遊べるかと思いきや、1ユーロで動くものばかりなんです。
知らないと、イエートンに両替しすぎてしまって、結果あまり使わなかった。ということになるので気を付けましょう。

この辺はちょっと統一してほしいですよね。

小さな子どもたちのためのスペース

ファミリーファンの2階には、4歳未満の子どもとその保護者のみが入場できるスペースがあります。

このスペースは区切られており、大きな子どもたちが走ったり乱暴に遊んだりしないので、小さな子どもたちを安心して遊ばせることができます。

このスペースには、ブランコ、ボールプール、エア滑り台、ミニアスレチックタワー、おもちゃの家、ブロック、パズルなどがあり、広さもかなりあります。

ちなみにファミリーファンの2階には、このスペースの他にも4歳未満の子ども達のみが使用できるトランポリンがあります。

ファミリーファンのレストラン

ファミリーファンの一階にはレストラン&売店があります。

スペースはかなり広く、座る場所が見つからないことはまずないでしょう。

食べ物は揚げ物やピザなど子どもが好きな物中心。

子どもがお腹が空いたというので、シュニッツェルというトンカツのような料理とフライドポテトのセットを注文しました。

どうせ冷凍ものをチンした適当なやつが出てくるんだろうな、と全く期待していなかったのですが、「出来上がったら窓口まで取りに来てください」と、食事ができたら光る機械を渡されてしばらく待つことに。え?冷凍ものじゃないの?

待つこと6,7分くらい?
やっと機械が光ったので取りに行くと、出来立てのシュニッツェルが!(8,9ユーロ)

何これ、普通に美味しい。そして量が多い。。。

家族3人で分けて食べて、全員がお腹いっぱいになりました。

ファミリーファンのトイレ、オムツ台

トイレは1階と2階の両方にあります。
オムツ台があるのは、2階の小さな子どもの遊び場近くのみです。

まとめ

久しぶりに訪れたのですが、一日楽しめました。優秀なプレイルームだと思います。

ファミリーファンの利点は

・広いので、混んでいても待たないで遊べる。走り回れる。
・4歳未満の小さな子どもたちが遊べるスペースが大きい。
・ジェトーンが50セントと安い

ということでしょう。

逆に欠点は

・3歳から急に値段が高くなる
・ちょっと街の中心から離れている。バスに乗らなくてはならない。
・有料のおもちゃがジェトーンだったり、ユーロだったり統一されていない

という所でしょうか。

私の知り合いで、「同じインドアプレイルームなら、「モンキーパーク」の方が客層も良いし、綺麗だから好き。」と言っている人がいます。
でも私個人の感想ですと、客層もあまり変わらないし、清潔さも同じぐらいなのではないかと思います。

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こういうのは、まあ好みですよね。
我が家は広さ&遊具の多さでファミリーファンに一票を挙げま~す。

Family Fun

住所: Breitenleer Str. 77, 1220 Wien
電話: +43 1 2367070
開園時間: 月曜日から金曜日 13:00~19:00 土曜日、日曜日 9:00~19:00
アクセス: 24Aのバス停 Ludwig-Reindl-Gasseから徒歩1分
ホームページ:

Family Fun – Wiens größter Indoor Spielplatz

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