今日は日曜日にあるコンサートのリハーサルのため、ウィーン郊外のメンバー宅に来ています。
今回のコンサートはちょっと特殊。
と、いうのはポップスのメンバーと一緒に演奏するからなんです。
ソロピアノ&ギターを務めるのは、ガンダルフという名前のニューエージミュージシャンで、オーストリアでわたしくらいの世代の人たちは知らない人はいない、みたいな芸能人らしいです。
・・・わたしは外人なので知らないのですが(笑)。
わたし的にはガンダルフといえば、ロード・オブ・ザ・リングの魔法使いしか出て来ない(笑)。
なので、彼と自己紹介をしたときには
「すみません、ガンダルフさんとお呼びした方がいいですか?本名でお呼びした方がいいですか?ガンダルフって聞くと、どうしても魔法使いがでてきちゃって」
と正直に言うと、
「もちろん本名で!でもどっちみち見た目はあの魔法使いに似てるからどっちでもいいけど」
と言われました。
えっと・・・・・。
似て、るか。。。?(笑)
まあ、いいや。
今回の編成は弦楽四重奏+ピアノ、ギター、打楽器、歌、フルートというめずらしい組み合わせ。
プログラム量から見て、正直1回リハーサルすれば大丈夫かな、なんて印象だったのですが、3回もリハーサル予定されていたので、まあ一回くらいはキャンセルになるかなーと思っていなのですが。。。。
なんのその。
弦楽器メンバー以外の人たちはクラシック畑の人たちではないから、リズムの取り方やメロディーの弾き方など、わたしたちクラシックをやってきた人とは感覚が違うんですよね。
第一彼ら楽譜なしで弾いてるし、毎回弾いてること違うし(笑)。
指揮者がいれば、すぐに合うんだろうけど自由奔放な演奏に寄り添っていくためにはよくその曲を知らなくてはとてもついていけません。
それで思ったよりもリハーサルに時間がかかり、予定していた3回のリハーサルをすべて行うことになりました。
これで大丈夫、と思っても本番はマイクなど音響が入ったり、座る位置が変わったり舞台が大きかったりと、また環境が変わります。
ゲネラル・プローべ(通し稽古)でうまく調整できて、素敵なコンサートになるといいな、と願っています。
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