何か習い事を始める時って、まず初期費用気になりますよねー。
バイオリンって、特に高そうですし!
いきなり何十万円もする楽器を購入したのに三日坊主ではもったいなさ過ぎます。
でも、初期費用がネックで始めたい趣味が始められないというのも残念です。
そんなときには、とりあえずレンタルではじめてみるというという手もあります。
今回はバイオリンを始めるにあたってどんな人が楽器購入に向いているか、レンタルに向いているかを考えてみたいと思います。
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購入するほうがお得な人
レンタルでなく、購入を検討した方がよいかな、と思うのは
・楽器を使いまわす予定のある人
・楽器に愛着が欲しい人(マイバイオリンを夢見ている人)
・レンタルの楽器に気を遣いたくない人
でしょうか。
と、いうのは大人の方は基本的に「フルサイズ」と呼ばれる、大人用の大きさの楽器を購入することになります。
一度購入してしまえばその楽器をずっと弾き続けることができるため、バイオリンをずっと続けるのならば、レンタル料金を払い続けるよりもお得です。
使いまわす場合、というのは
「自分がやめちゃっても大学生の娘が弾きます」とか、
「お兄ちゃんにこのバイオリンが小さくなっても妹が弾きます」などと言う場合。
結果的に長く弾かれることになるので、レンタルよりもお得になるのではないかと思います。
あとは何と言っても「自分の!」バイオリンが欲しい人。
借りている楽器と、自分のバイオリンでは愛着が違うという方もいらっしゃるでしょう。
憧れのマイバイオリンが欲しい、という方はもちろん購入一択です。
ちなみに、わたしは自分の子どもに16分の1というおもちゃのようなサイズの楽器をレンタルではなく購入しました。
と、いうのは4歳以下の子どもって、楽器を乱暴に扱ったりすぐ落としたりするじゃないですか。そんなときに、
「ぎゃあああー、レンタルなのにっ。。。!」
ってハラハラしなくていいように(笑)、もう落とされる覚悟で値段の安い楽器を購入したんです。
そんな風に、レンタルの楽器だから傷つけたらどうしよーう、とすごく気を遣うのが嫌な人は、買ってしまってもいいんじゃないかなと思います。
さて、購入すると決まったら、まず
予算を決めましょう。

いきなりお金の話で生々しいですね。
すいません(笑)。
でも、本当、バイオリンって値段の幅がすごいんですよ。。。まさにピンキリ。
楽器、弓、ケースセットで一万円以下というものから何億もするものまであるんです。だから
「わたしはいくらまで!」
っていうのがあった方が探しやすいです。楽器屋さんにも伝えやすいですしね。
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楽器屋さんで試奏してみよう

予算が決まったらどうしたらいいですか?
可能ならば先生と一緒に楽器屋さんに行きましょう。
そしてご自分で演奏ができる場合にはご自分で試奏を、まだ楽器が弾けない場合は先生に試奏してもらい、理想の音に近い楽器を選びましょう。
先生はついてきてくれないし、自分も弾けないし、なんて場合は楽器屋さんに相談すれば、予算内の扱いやすい楽器を勧めてもらえると思います。
子どもの楽器を購入するには
お子様には、大人用の楽器は大きすぎます。
そのため分数楽器と呼ばれる、子供用サイズのバイオリンを成長に応じて用意することになります。
購入するためには、今お子様がどの大きさの楽器を弾くべきかを知る必要があります。
こども用のバイオリンのサイズは、こちらの記事にまとめておいたのでチェックしてみてくださいね。

ネットショップで購入するのは?

どうせ試奏もできないし、インターネットで買った方が安そうなんですけど。。。
ですよねー。
ホント、今はネットショッピングが主流になって、なんでも安く買えるようになりましたよね。
ちなみに、わたしもものすごく予算が少なかった生徒さんのために、インターネットで大人用バイオリンを購入したことがあります。
1万円以下で弓もケースも全部ついてくる、ってやつです。(笑)
届いてみて、弾けるように準備したときの印象は、、、
弾けないことはない。
弾けないことはないけど。。
やっぱり初心者が独学でいきなりこれを買ってしまったら続かないかもな、という印象でした。
と、いうのは駒が倒れている状態で送られてきた楽器を組み立てたりと、初期セッティングが結構大変で、調弦もかなりしにくかったんですよね。。
プラモデルかな、と思いましたもん。。。
ネットで、ものすごく安いセットのバイオリンを購入する場合は、一番初めにセッティングしてくれる先生やバイオリンに詳しい方が身の回りにいらっしゃる方が良いのではないかと思います。
でも、今は手ごろな値段でも調整をした状態でバイオリンを売ってくれるショップもあるようですね。
とりあえず、これくらいのクオリティはやっぱりほしいかなあ。
アフターサービスを考える&品質安定&安価を求めるならば、YAMAHAさんの楽器もいいかもしれません。
プライスカテゴリはいろいろあるんだけど、こちらはフルサイズで一番値段が押さえてあるシリーズ。残念ながら5万円は超えてしまいます(涙)。
ちなみに分数サイズはもう少し安いです。
リンク
10万円を少し超える覚悟はある人は、こっちのモデルもあり。
セットで一万円以下、のような楽器と比べるとやはりお高いですが、さすがブランドなので安定していますね。わたしは自身が弾いたことのあるYAMAHAさんの楽器は分数楽器だけなのですが、満足できる響きでした。
ちなみに1万円以下ではじめてのバイオリンを購入された私の生徒さんは、2年ほどその楽器を弾かれて、さらなる音質を追求するようになったので、20万円程度の楽器に買い替えていました。
ちなみにちょっと趣向は変わりますが、ご近所への騒音が心配、とか将来的にバンドを楽しみたい人はエレクトリックバイオリンという選択肢もあります。

ポチる前に念のためにもう一回!
購入するときは、サイズが合っているかちゃんと確認してから購入してくださいね。
安いからって急いで購入したら子ども用サイズだった、、とかだと悲劇です(汗)。
大人はフルサイズ(4/4)、こどもは下の記事を参考にサイズ確認を必ずするようにしてください。

レンタルする場合
購入よりもレンタルを検討した方がお得かもしれないな、という方は
・続けるかどうか、まだわからない人
でしょう。
小さなお子様は、光の速さで成長しますから(笑)ヘタすると1年経たずに次のサイズに移行、なんてこともあり得るんです。
それをいちいち購入していたらもったいないなあ、という場合にはレンタルでもよいのではないかと思います。
また、

バイオリンってちょっと興味あるけど、続くかどうかわからないな。学校忙しくなったらやめちゃうかも。。。
という方も、レンタルが良いかなと思います。
いきなり高価なバイオリンを購入しても、弾かなかったり辞めてしまっては楽器が無駄になってしまいますもんね。
まずはレンタルでスタートしてみて、続きそうだったら購入する、という形がよいでしょう。
レンタル会社によっては、いままでレンタルで払ったお金を購入額から引いてくれるところもあるようです。それだと今まで払ったお金が無駄にならなくて済みますよね。
また、バイオリンのお教室でレンタルしてくれるところもあるようですよ
バイオリンのレンタル会社については別記事でまとめておきましたので、もしよければチェックしてみてくださいね。

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