クリスマスは早朝からステファンス寺院で戴冠ミサ

クリスマス、というと日本ではお祭り騒ぎな明るいイメージがありますが、ここオーストリアではクリスマスは家族で静かに過ごす日です。

感覚としては、日本のお正月に近いかも?

早朝のクリスマスのウィーン市内は、休日なこともあってもぬけの殻です。

クリスマスマーケットも閉まっていて、ひっそりしています。

現在朝8時。

休日のこんな時間に何をしているかというと。。。

こちら、ステファンス寺院でのミサです。

いい天気で気持ちいい!

ステファンス寺院では日曜日やキリスト教関係の祝日には、ミサが開かれています。
そのミサには、時折オーケストラも参加するんです。

ただ、ステファンス寺院の冬季のミサは朝10時15分からなので、リハーサルが8時とか8時半からなんですよね。。。

音楽家は大抵夜更かしの人が多いので、この時間は辛い。。。

リハーサルが行われるのは、ステファンス寺院の隣の建物内。

今日のミサ曲はモーツァルトの「戴冠ミサ」。
数あるモーツァルトのミサ曲のなかでかなり有名な曲です。

この曲は何度か弾いたことがあるので、早朝で寝ぼけててもちゃんと弾けそうです(笑)。

クリスマスは宗教的に大切な日なので、とてもたくさんの人がミサに来ていました。

天井が高く石造りの教会内はとても寒く、わたしはダウンコートを着て演奏します。
カイロも強い味方!
ミサ曲は区切り区切り演奏され、その間にお説教が入るので、待っている間が寒いんですよねー。

中には手袋したまま弾いてる人もいます。器用だなあ(笑)。

明日26日もハイドンの「ハーモニー・ミサ」が朝10時15分からあります。
このハーモニー・ミサは70歳のハイドンによって作曲された大作で、結構音がぎっしり詰まった曲なので、寝ぼけてたら弾けなさそう。

今日は早く眠るようにしなくちゃ。

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