先日スズキの教本を使ってレッスンをしていたこどものお母さんから
「こどもが練習曲ばかりだと飽きてしまうので、こどものテンションあがるような曲を出してくださいー。」
とお願いされました。
ではこの曲で~、と頼まれた曲が、ピアノ譜でしかも調号ごっちゃごちゃの曲(笑)。
これは、、、ファーストポジションで完結できるように変えなくちゃいけないし、調号も全部とっぱらわなくては、、。
編曲しなければ弾けないやつです。
で、ふと思い立ったんですよね。
「この際一回デジタルで楽譜書いてみるかー」
と。
わたしは昭和生まれなので、今までなんと楽譜と言えば手書きオンリーでした。
なんか、もうむしろわたしみたいな人種って絶滅危惧種なのかしら。
その絶滅危惧種も、コロナ騒動をきっかけにデジタルでできることを模索しだしたんですよね。。
で、もういい機会だと思ってやってみることにしたんですよ。
とは言っても、本格的な楽譜制作ソフトはとても手が出ないくらい高い。。。
涙をのんで無料でダウンロードできるものを物色。
結果、Finale Notepad というソフトを使ってみることにしました。
無料で使える楽譜制作ソフトって色々あるみたいですけど、わたしは
「フィナーレって有名な名前だし、いいやつなんじゃん?」
と、なーんにも考えずにダウンロードしました。
あとからいろいろ検索してみると、もっと使い勝手のよいソフトがあるようですね。。汗
まあ、これからいろいろ試してみよう。
わたしは脳内が原始人なので、だいたい新しいソフトはダウンロードして使い方を覚えるまでに2,3時間かかっちゃう人なのですが、Finale Notepadは割と感覚的にすぐ使えてしまいました。
一瞬スラーのかけ方とか、アップ、ダウンなどの記号の入れ方を迷いましたが、チュートリアルに日本語があったので、読めばすぐわかって助かりました。
保存した楽譜がどこにあるかわかなくなった事件(→Finale Notepadのファイルの項目の一番下に最後に扱った楽譜が出てくるので事なきを得ず解決)
や、
最終的にPDFに変換できない事件(→Finale NotepadにPDFのアウトプット機能はないようです。でも印刷機能はあるので、PDF24という仮想印刷機アプリを経由するとPDFに変換できて解決)
を乗り越えて無事「こどものテンションがあがる(といいな)」な楽譜が完成。
デジタルの楽譜作成は、思ったよりハードル低かった。
なーんだー、、もっと早くからやっておけばよかったよ。。
すごくスムーズに使えたFinale Notepadですが、今回不満だった点としては
・曲の途中で調号が変わらない
・繰り返しの1括弧、2括弧のテンプレがないので、まさかの直線を組み合わせて作図する羽目になった
ということかしら。
いやー、でも本当便利な時代になったよなー。。。
またいろんなソフトを試してみて、一番自分にあったものを選んでみたいと思っています。
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