クラシック音楽の世界にもデジタル化が進んできているようです

さてさて今日は、トーンキュンストラーオーケストラでバーデンとグラーフェネッグで行われる演奏会のリハーサルなのですが。。

。。。。

おわかりいただけただろうか。。。。

楽譜が。。。。

楽譜が。。。。

iPadだYo!

ついに来たか。
クラシック音楽業界にも、ついにデジタル化の波が。。

そもそも、うちのオケがデジタルの楽譜を取り入れようと考えた原因というのが、毎年夏に行われるグラーフェネッグの音楽祭での演奏会なんです。

グラーフェネッグの音楽祭は、ヨーロッパにありがちなやつなんですけど野外でのコンサートなんですよね。

野外なのは別にいいんですけど。

晴れてれば。

問題は、雨降ってたり、強風のときのコンサートなんですよ。

規則上は雨降っていたり気温が17度を下回ったら、ホール内でのコンサートに切り替わるはずなのですが。

規則上では。

チケットの売れ行きの関係とか、テレビカメラの関係とかで、野外公演が決行されちゃうことが往々にしてあり。

しかもなぜかサマーナイト・ガラという、国営テレビで放送される本番のときは伝統的に強風が吹いたり、めちゃ寒かったりすることが多くて(笑)。

2年前だったかな。

もー、洒落じゃないくらい風が強くて、一瞬でも楽譜から手を離したら楽譜が吹っ飛ぶ、みたいな中で演奏したんです。

もちろん、楽譜をとめるクリップがあるんですよ。

それを4個づけとかするんですけど。

それでも!それでも吹っ飛ぶんですよ!

さらに、譜めくりのときはクリップ外さなきゃじゃないですか。

だから、外して、めくろうとした、その瞬間。。。。。

ぶわーーーーー

って風吹いて、向こう4曲くらいの楽譜が全部後ろのフルートの席ぐらいまで吹っ飛びましたね。(笑)

「君、ちゃんと楽譜おさえててくれなきゃこまるじゃないか!」

って、あとで隣に座ってたおじちゃんに怒られちゃったけど

「押さえてたよ、押さえてたけど秒で吹っ飛んだんだよ!てゆーか音大でバイオリンは習ったけど、楽譜押さえる技術は習ってませんし。」

と弁明しなくちゃいけなくなった恨みがあるので、ホント強風のときは野外コンサートは勘弁してほしいのですが。

これに懲りたオーケストラが

iPadなら飛ばなくね?
しかも、譜めくりもいらなくね?

と、デジタル化に乗り出したのでした。

あ、ちなみに譜めくりは足のペダルでやるんです。
手は動かさなくていいから便利ですよね。

ちなみに、ウィーンでは我がオーケストラが最先端なわけではないんです。
デジタル楽譜はウィーンの舞台オーケストラやオペラではもう採用されているんですよね。

確かに暗い場所で弾く時には、バックライトがあるデジタル楽譜は便利です。

デジタルの楽譜を使うことに対しては、うちのオーケストラでは現時点では賛否両論あるようです。

なんの問題もなく30年前からこれ使ってました、ってくらい自然に使いこなす人もいれば、こんなもん使えるか、機械の使い方じゃなく音楽に集中すべきだ、と使用を拒否する人もいます。

わたしとしては、長所短所、両方あるけど総じて言えば便利かなー、という印象です。

でも、20年後くらいには

「昔は紙の楽譜で弾いていたんだよー」

なんて言う時代が来るような予感がして、なんとも言えない気分です。

そういえば、

オケ部屋にも最近、でっかいモニターが出現したんですよね。

今までは予定表とかシフトとかは全部掲示板に張り出されていたのですが、今は予定表欲しい人は、ここから自分でプリントアウト、シフトもこれで全部管理、みたいになりました。

楽譜だけじゃなくて、事務も機械化が進んでるんですねー。

いつかついていけなくなる日がこなければいいのですが!

 

 

 

 

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