みなさま、あけましておめでとうございます!!
2021年ですねー。
みなさま、お正月はどのように過ごされましたか?
おめでたいお正月ではありますが、ここウィーンでは昨年12月26日から今月18日までハードロックダウン中。
いつもは年越しを祝う人たちでごった返す大みそかの町並みも、静かなものでした。
日本の大みそかって、除夜の鐘を聞きながらこたつでみかん、みたいに静かに過ごすイメージですよね。
でもヨーロッパは逆。
広場では花火が打ち上げられたり、爆竹が投げられたりと大騒ぎになるんです。
(ちなみに爆竹は禁止ですが、やる人たちは絶対いる)
今年はロックダウン中ということでその花火も禁止でしたし、お店でも売っていませんでした。
それなのに年越しの瞬間はやっぱりあちこちで花火が打ちあがる音がしていましたね(笑)
なんなの?去年の残りなの?(笑)
毎年恒例の、ウィーン・フィルハーモニーのニューイヤーコンサートは史上初の無観客で。
わたしたちのオーケストラのニューイヤーコンサートはロックダウンのせいで中止になったので、せめてウィーン・フィルで無観客でも行ってもらえてうれしかったです。
普段ならば、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートは、最後に十八番の「美しき青きドナウ」の触りが演奏されたとき、お客さんの拍手で演奏がストップさせられる、というネタがあります。
でも今年はお客さんがいないのでどうなるのかなー、と思っていたら、止められることなく普通に演奏されていましたね。
その美しき青きドナウの冒頭が、あまりに美しく、すばらしい演奏だったので、うわー、こういう演奏に憧れて、ウィーンに来たんだな、、、と初心を思い出しました。
なのに、去年は実際コロナでほとんど引きこもりだったし!!!
近所でテロはあったし!
2020年がいろいろ残念な年だったので、今年は素敵な一年になるといいなと思います。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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