ウィーン市内にはたくさんのカフェがあるので、滞在日数が多くない場合どのカフェを訪れればよいか、迷ってしまいますよね。
もしもウィーンで優雅な雰囲気を味わいたくて、尚且つ美味しいケーキが食べたいのならば、わたしのお勧めはImperial Cafe(インペリアル・カフェ)!
名前からして高級感あふれるこのカフェは、Imperialhotel(インペリアルホテル)というホテルの中に入っているエレガントなホテルカフェです。
今回は、インペリアル・カフェの様子をレポートしてみますね。
※この記事は2018年のリライトです
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インペリアル・カフェの行き方
インペリアル・カフェは街の中心地にあるので、とっても訪れやすいカフェです。
地下鉄1号線/2号線/4号線が通る、Karlsplatz(カールスプラッツ)駅のすぐ近くです。
この駅の近くには楽友協会や国立歌劇場、カールス教会など、観光名所がたくさんあるので、ウィーンに観光に来たのならば必ず利用する駅になるでしょう。
インペリアル・カフェが入っているインペリアル・ホテルは、楽友協会のすぐ裏手、リンクという大通りに面した場所に位置していますよ。
インペリアル・カフェの極上スイーツ
インペリアル・カフェを訪れるのならば、是非是非試さなければならないのが、宝石のようなスイーツです。
いや、もう見てくださいよ、このショーケース。
ヤバいでしょ!?
ケーキが語りかけてくるでしょ?「私を食べて」って!
わたしがこの日食べたのはこのケーキ!
Himbeer-Schokolandetörtchen(ヒンベーア・ショコラ―デンテルトヒェン)、5,5ユーロ(約600円)なり。
もうねー。これ、見た目もヤバいんですけど、味もヤバいんですよ。
ふわっふわの濃厚チョコレートムースと、甘酸っぱい木苺のハーモニーが。。
しばらく現実の世界に帰って来れなくなる美味しさです。
お友達が食べたのはこちら。
こちらはMascarponetörtchen(マスカルポーネテルトヒェン)。こちらも5,5ユーロなり。
マスカルポーネクリームとモカが相性抜群!
ティラミスに近い味です。
お花の飾られた優雅なテーブルを上から撮ってみました。
はあー、幸せの瞬間です。
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スイーツ以外にも美味しいものがたくさん
インペリアル・カフェでは、カフェといえど肉料理や魚料理、ベジタリアン料理など本格的なお料理も食べることができます。
お勧めはオリジナル・ヴィーナーシュニッツェル。
29ユーロとかなりお高めですが、(汗)サクサクの衣にバターの味がじゅわっと広がって、とても美味しいです。
もちろんサンドイッチ(20ユーロ)やソーセージ(13ユーロ)、スープ(8ユーロ)などの軽食も充実しています。
※値段は2021年8月現在のものです
カフェ・インペリアルを訪れた有名人
カフェ・インペリアルは1873年から続く、老舗カフェ。
多くの芸術家や作家、音楽家たちに愛されました。
例えば、アントン・ブルックナー(Anton Bruckner)という作曲家は、ここでいつもグーグルフプフ(Gugelhupf)というマーブル模様のケーキを食べていたそうです。
作家のペーター・アルテンブルク(Peter Altenbug)と、作曲家のフーゴ・ヴォルフ(Hugo Wolf)は、いつも一杯のコーヒーを飲むためにここに立ち寄りましたし、精神医学者のジークムント・フロイト(Siegmund Freud)も自分の研究のインスピレーションを呼び起こそうと、ここでコーヒーを飲んだそうです。
作家フーゴ・フォン・ホフマンシュタール(Hugo von Hofmannsthal)、フランツ・ヴェルフェル(Franz Werfel)、エリアス・カネッティ(Elias Canetti)、そしてステファン・ツヴァイク(Stefan Zweig )は、このカフェに長居するのが好きでした。
ウィーン楽友協会とウィーン国立歌劇場からとても近いだけあって、偉大な作曲家、アーノルド・シェーンベルク( Arnold Schönberg)、アルバン・ベルク(Alban Berg)、アントン・ウェーベルン(Anton Webern)、ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms)、グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)とその妻アルマ・マーラー(Alma Mahler)も訪れたということです。
音楽や読書が好きな人方たちは、その錚々たるメンバーを見て、このカフェへの興味がさらに増したのではないでしょうか?
カフェ・インペリアル内の様子
カフェ・インペリアルの中を見てみましょう。
数年前、綺麗に改装されてずいぶんモダンテイストの店内になりました。
店員さんは、めちゃくちゃ親切です。
このカフェに来ると、自分がお姫様のような気分にさえなってしまいます。
ウィーンのカフェによくある光景なんですが、新聞や雑誌がこうやっておいてあるんですよね。
英語版の新聞もありました。
なんか、「長居してくれていいんだよー」って言われてる感じがしてほっとしますよね。
インペリアル・カフェでお土産を買うならば
ウィーンのお土産と言えば、みなさんモーツァルトチョコレートやザッハートルテなんかを想像されると思います。
でもちょっと違った物をプレゼントしたいな、なんて時はインペリアルカフェのインペリアルトルテ(Imperial Torte)なんてどうでしょう?
ザッハートルテに似たチョコレートケーキなのですが、高級感のある木箱に入って売っているので、大切な人のお土産にお勧めです。
まとめ
高級ホテルの高級カフェ「インペリアル・カフェ」。
毎日23時までオープンしているので、コンサートやオペラのあとにも立ち寄ることができますよ。
皆様もウィーン滞在の際には、是非インペリアル・カフェで優雅な気分を味わってみてくださいね。
Imperial Cafe
住所: Kärntner Ring 16, 1010 Wien
電話: 営業時間: 毎日7:00から23:00まで
ホームーページ:https://www.cafe-imperial.at/
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