クンストハウスウィーンが屋内なのにマイナスイオンたっぷりだったお話

みなさまはフンダートヴァッサーという人をご存知でしょうか?

フンダートヴァッサーはオーストリアの画家兼建築家。
自然を愛した彼は、彼の建築や芸術作品にカラフルで曲線を多用した独特の様式を編み出しました。
日本人とも結婚していたことがあり、日本でも愛されている芸術家です。

今回は、そのフンダートヴァッサーが設計したKunsthaus Wien(クンストハウス・ウィーンに行ってきたので、その様子をレポートしてみたいと思います!

※この記事は2018年のリライト記事です

スポンサーリンク




クンストハウス・ウィーンの行き方

フンダートヴァッサーミュージアムは地下鉄3号線の駅「Landstraße Wien Mitte(ラントシュトラーセ・ウィーンミッテ)から徒歩で行くことができます。

でも、その駅からだと10分以上歩くことになるので、市電を利用した方が便利です。

クンストハウス・ウィーンの最寄り駅は市電1番か、市電OのRadezkyplatz(ラデツキ―プラッツ)です。

街の中心地から市電の駅ラデツキ―プラッツに行くには主に以下の行き方があります。

・国立歌劇場のあるKarlsplatz(カールスプラッツ)付近から乗り換え無しで行く
ウィーン国立歌劇場の目の前の市電乗り場Kärntner Ring/Oper(ケルントナーリンク・オーパー)から、市電1 Prater Hauptallee(プラーター・ハウプトアレー)行きに乗車すると、乗り換えをすることなくラデツキ―プラッツに行くことができます。

乗り換えをしなくてもいいのは便利ですが、ぐるっと遠回りをして走るので19分かかります。

なお、この市電乗り場からは市電1の他にも、2、71, Dなど他の路線も出発するので、間違わずに1番の電車に乗るようにしましょう。

・地下鉄と市電を乗り継いで行く

素早く移動したいのならば、地下鉄と市電を乗り継いでいくのがお勧めです。
その方法は下の2つ。

地下鉄4号線の駅、Schwedenplatz(シュベーデンプラッツ)から市電1Prater Hauptallee(プラーター・ハウプトアレー)行きに乗り換える。

この方法だと、シュベーデンプラッツから3駅、5分で到着します。

地下鉄3、4号線の駅、Wien Mitte-Landstraße( ウィーンミッテ・ラントシュトラーセ)から市電O Praterstern(プラーターシュテルン)行きに乗り換える。

この方法だと、ウィーン・ミッテから3駅、4分で到着します。

わたしたちは今回市電1でラデツキ―プラッツにアクセスしましたよ。

市電を降りると、こんな風景。

ここをまっすぐに進んだ先にあるラデツキ―プラッツという広場には、広場を中心にいくつもの道が延びていますが、まずは落ち着いてこの高架を探しましょう。

高架にかかった黄色い看板には「クンストハウスウィーン・フンダートヴァッサーハウス」と書いてあります。

この高架をくぐると「Untere Viaduktgasse(ウンテレ・ヴィアドゥクトガッセ)という道が左にのびているのが見えるはずです。

この通りを左に進みますよー。

こんな風景。一本目の道を右に曲がると。。

見えて来ました!フンダートヴァッサーミュージアム!

何ともカラフルな建物。
なんかもう。。。窓から木が生えてるし。。

フンダートヴァッサーってきっと変わり者だったんでしょうね。。

では、中に入ってみましょう!

スポンサーリンク




フンダートヴァッサーミュージアムの入場料金

入り口を入ると、すぐ左側がチケット売り場です。

料金は

フンダートヴァッサーミュージアムのみ 11ユーロ
特別展のみ 9ユーロ
フンダートヴァッサーと特別展 13ユーロ
26歳までの学生、65歳以上のシニア 定価から2ユーロ引き
子供(10歳から19歳まで) 5ユーロ
9歳以下 無料

です。

フンダートヴァッサーミュージアムの最上階は展示室になっていて、様々な個展が開かれています。

私たちが行った時は写真展が行われていました。

この特別展に興味があってフンダートヴァッサーミュージアムを訪れる人もいらっしゃるかと思いますが、是非時間があればフンダートヴァッサーミュージアム自体も見学してみてください。値段は4ユーロしか違わないので~。

フンダートヴァッサーミュージアムの内部

エントランスにある泉の裏にある階段を登り一階に上がります。

階段はこんな感じ。

ベビーカーや車いすで訪れる方は、係員にエレベーターを使わせてもらうようお願いしてください。

それにしても、このフンダートヴァッサーミュージアムの床って、、、

ぐにゃぐにゃしてるでしょー?

自然を愛したフンダートヴァッサーの作品には、自然が溢れています。

直線の中に神はいない

という言葉まで残した彼の設計する建物の床にはまっすぐな所がありません。

人工の建物の中にいるのに、まるで山の中を歩いているみたい。。

ミュージアムの展示場は写真がNGなので、写真は載せられませんが、展示室にはフンダートヴァッサーのバイオグラフィー、多くの絵画、建築物の模型などが展示されています。

その絵画の美しさももちろんですが、わたしは建物自体の魅力にすっかりとりつかれてしまいました。

窓辺の植物のカーテンから差し込む、優しい光。
水と植物の循環システムを表したオブジェからは、静かに水のせせらぎが流れてきます。

用がなくても、ここで一日ぼーっとしていたいな。。と思わせられる魔力のある空間でした。

ミュージアムを鑑賞したあとは、不思議にリラックスした気持ちになりましたよ。

ちなみにこのフンダートヴァッサーミュージアムには、とっても素敵なカフェがあるので、美術館を訪れるのならば、カフェで休憩するのもめちゃくちゃお勧めです!

カフェの情報については、別記事をご覧くださいね♪

まるで森の中みたい!カフェ・クンストハウス・ウィーン
もしも、ウィーンでフンダートヴァッサーミュージアム(クンストハウス・ウィーン)を訪れることがあるのならば、ぜひとも立ち寄...

ちょっとガウディ風なカラフルなフンダートヴァッサーの世界、みなさんも是非覗いてみてくださいね。

KUNST HAUS WIEN. Museum Hundertwasser
住所
:Untere Weißgerberstraße 13, 1030 Wien
電話:+431712 04 91
開館時間:毎日 10:00-18:00
ホームページ:https://www.kunsthauswien.com/de/

スポンサーリンク




コメント

タイトルとURLをコピーしました