フランツ・シュミット・・・お前かー!

みなさん、フランツ・シュミットっていう作曲家をご存知ですか?

ウィーンの中央墓地っていう場所に、ウィーンで活躍した楽聖たちのお墓が集まる場所があるんですけどね?

ここ、ここ。

ベートーヴェンとかブラームスのお墓もある場所なんですよ。

その一角に「フランツ・シュミット」っていう音楽家のお墓もあるんです。

だから、私中央墓地に行くたびにいつも、

「フランツ・シュミットかー。。。ていうか、誰なんだろう」

と思っていた訳です。

それが今回、トーンキュンストラー・オーケストラでデュプレとプーランクと共にプログラムに入っていたために、はじめて演奏することになったのです。

が。。。

フランツ・シュミット。。

ぶっちゃけ。。。

酷い!!涙

違うの。曲の内容がひどいとか、そんなんじゃないの。

正直言うと、曲としては華やかでちょっと好みなの。

だけど、難しーーい!!

オーケストラのセカンドヴァイオリンって、ここだけの話ガチで練習しなくちゃ弾けない曲とか、あんまりないんですよ。

だけどこのシュミットの交響曲2番は。。

始まりから終わりまで。。。

ずうーーーっと難しい!!!涙

ここまでオケの曲でギャーッと思ったのは、ドレスデンのオペラでリヒャルト・シュトラウスの「無口な女」やった時以来かも。

ちなみに。

普通交響曲って、形式的に「提示部、展開部、再現部」っていう構成でできてるんですよ。

最後に出てくる再現部っていうのは提示部を文字通り「再現」している場所なんですね。

だから、まあ難しい曲でも「提示部」を練習しちゃえば「再現部」は調が変わったりするだけでほぼ似た感じだし、弾けちゃうもんなんです。

普通はね!!

シュミットの交響曲2番は常軌を逸しております。。

提示部だろうが再現部だろうが等しく難しい。感動するくらいどこにも楽な箇所語がないんです(笑)

何者なんだよ!!このフランツ・シュミットって!っと思わずググってみたところ、彼はオーストリアの作曲家で、ウィーン国立歌劇場のチェリストだったのだそうな。

ちょうどマーラーなんかが指揮していた時代だったそうです。

。。そっかー。

いや、国立歌劇場のオーディション受かるってことは相当上手な人だったってことよね。

自分が弾けちゃうから、人も弾けると思っちゃったのかしら。。

これ発表したときに、誰も同僚に突っ込まれなかったのかな。。と、いらん心配してしまうレベルです。

この曲弾いてて何がプレッシャーかって、「全てのフレーズがすっごく難しく、尚かつお客さんに聴こえちゃう」ところなんですよねー。絶対完璧主義者だったに違いない!

曲の響きとしては、リヒャルト・シュトラウスに凄く似ているかも。何も知らずに聞いたら間違えてしまうくらい表現方法とか色彩が似ているような気がします。

オーケストラのメンバーたちも、今回はみんな目を白黒させて練習していて、なかなか面白い光景です。

これからは、ウィーンの中央墓地に行って、シュミットのお墓を見たら「お前かーー!」って思うんだろうなあ(笑)

わたしは華やかでかっこいいなと思ったこの曲ですが、本番でのお客さんの反応はなんとなく微妙で(笑)。

弾き終わったあと、拍手が来るまでにお客さんの頭の上に「?」マークが浮かんでるのが見えるタイプの演奏会でした。

もし、フランツ・シュミットの交響曲2番を聞いたことない人は、どんなふうに感じるか、ぜひ一度聞いてみてください♪

 

 

 

 

 

 

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