バイオリンを弾いたときジージー雑音が鳴るときの原因と対処法

ある日バイオリンを練習しようと音を出してみると。。。

あれ?なんかジージー虫が鳴くような音がする。。。。

せっかく練習のやる気が出ていたのに、ジージーと雑音が入ってしまっていては集中できませんよね。

今回はバイオリンを弾いたときにこのような雑音が入ってしまう原因と対処法を挙げていきたいと思います。

バイオリンを弾いたときにジージーとなる原因

アクセサリーなどが振動している

バイオリンを弾いたときに、どこかに振動しているような、共鳴してるような音がしたら、まずはご自分の服装をチェックしてみてください。
女性に特に多いのですが、身に着けているネックレスやブレスレットが楽器に触れて雑音を出している場合があります。

ぼくはネックレスみたいなアクセサリーなんてつけないから大丈夫だな。

いえいえ、男性も油断することなかれ。
男性でも胸元のボタンが楽器に触れて、それがジージーと雑音を出してしまうことがありますよ。

アクセサリーを外し、ボタンが楽器に触れないように気を付けてもう一度バイオリンを弾いてみましょう。

どうですか?
雑音は消えたでしょうか?

顎あての金具が緩んでいる

自分の身に着けているものが楽器に触れて振動していないのにも関わらず、まだジージーと音をたててしまっている場合は、顎あての金具(クランプ)の部分をチェックしてみてください。

顎あてというのは、これのことで

名前の通り、バイオリンを弾く際に顎を当てる部分です。
楽器を挟むように取り付けられているんですよ。

この留め金の部分が緩んでいると、ジージーと音をたててしまう原因の一つになります。

ですので、この銀色のネジの部分を巻いてちょっとしめてみましょう。


指ではなかなか巻けないので(巻けるくらい緩んでいたら、確実にこいつが原因です(笑))、こういった器具を使います。

そうそう、レンチですね。
この細い部分を金具の穴に差し入れます。
レンチを右に巻けば顎あての金具は閉まり、左に巻けば緩みます。

あんまりギューギューに締め付けすぎるのは楽器に良くないので、緩んではいないけれど、締め付けすぎていないちょうどよい感じにしめてみてください。

さあ、顎あての金具を整えたらどうでしょうか?雑音は消えたでしょうか?

えっ。まだ鳴りますか?
では、ちょっと弦を見てみてください。

E線についている付属チューブが駒から外れている

ちょっとバイオリンのE線の駒とテールピースの間を見てみてください。
ビニールっぽいチューブが写真のように、駒との間についていませんか?
この写真だと黒いチューブです。

このチューブはもともとE線が駒に食い込むのを防ぐためについています。なので本来はこんな感じに駒の上にのっていなければいけないものなんです。

¼

それが駒から外れて宙ぶらりんにぶら下がっていると、雑音を出す原因の一つになるんです。

ちなみに

ちょっと見えにくいけど、、この楽器のようにE線がのっている駒の部分に弦の食い込みを防ぐ保護シールのようなものが貼っている場合には、E線のチューブは必要ありません。

保護シール+チューブをダブルで着けると弦の高さが変わってしまうので、自分のバイオリンにシールが貼ってあるぞ、という人はチューブは取ってしまってください。

弦を張る前でしたら簡単にするりと外すことができますし、弦を張ってしまった後でしたら、カッターのようなもので削るとよいと思います。すーっと簡単に切れちゃいますよ。

さて、E線のチューブを処理したら雑音が鳴らなくなりましたか?
えー?まだっ??

では、名前の通り、バイオリンを弾く際に顎を当てる部分です。

E線のアジャスターも見てみましょうか。

アジャスターが振動している

バイオリンのテールピースを見てください。
E線の部分に調弦するためのアジャスターがついていますよね。

(初心者用のバイオリンでしたらすべての線にアジャスターがついているかもしれませんね)
これのネジが緩みすぎていたり、取り付け方がおかしいと、これまた雑音の原因になるんですよねー。。

一度、アジャスターを指で押さえてバイオリンで弾いてみてください。まだジージーと音がなりますか?
音が止まっているのでしたら、アジャスターが犯人である可能性が高いです。
緩みすぎていたら、少し巻いてあげましょう。
またアジャスターが傾いているなど、位置がおかしい感じがしたら先生か楽器屋さんに相談して直してもらいましょう。

さて、これでも!直らなかったら。。。
うーん、弱音器が原因かも?

弱音器が振動している

楽器に弱音器を取り付けている方は、一度弱音器を外してみてください。
と、いうのはこんな風に

弱音器が駒とテールピースの間に宙ぶらりんになっていると、これが振動して雑音を出す場合があるんです。

外すなんて困るよ!弱音器使う曲を練習してるんだよ、という人は、弱音器が振動しないようにテールピースの部分にしっかりくっつけてあげてください。
ちなみに弱音器に磁石がついていてテールピースに固定できるものもあるので、弱音器のせいで雑音が出る人は購入を検討してもよいかも。

弱音器を外す、または固定したら雑音が消えましたか?

えっ、まだダメ!?
それは、、、、

残念ながら楽器屋さん案件かも。(涙)
なぜなら。。

ニカワがはがれてしまっている

自分でいろいろやってみてもどうしても雑音が止まらない場合は、もうコレだと思います。

楽器のニカワの剥がれです。

バイオリンの板はニカワという自然の接着剤のようなものでくっつけられています。
なぜ楽器作成にこのニカワが好んで使用されるのでしょう?

それは、ニカワは一度くっつけても、熱を加えたり水で湿り気を与えてやるときれいに剥がれてくれるからなんです。

楽器は何百年もリペア―されながら後世に伝えられていくものですので、きれいに剥がれてくれる接着剤があるのならばもちろんそれが理想ですよね。

なんですけど!

便利な反面、熱や湿気で剥がしたくもないのに勝手にニカワがはがれちゃうことがあるんですよ(涙)。

剥がれると言っても、誰の目からみてもパックリと楽器が開いてしまっていることは稀で、大抵剥がれは素人目には見えません。

楽器に詳しい先生ならば、こんこん、と楽器を叩いてその音で「ここ剥がれてるかも!」ってわかる方いらっしゃるかもしれませんね。

ニカワの剥がれが原因の場合は、もう自力ではどうしようもないので(笑)楽器屋さんに修理をお願いしましょう。

まとめ

いかがでしたか?
楽器の不調って本当に憂鬱な気分になりますよね。
記事を参考に問題を解決して、楽しく練習を続けてくださいね。

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